ぶどうが実るまで

どうやってできるの?
  生育 作業 防除 説明
1月 休眠 計画   ぶどうの樹は休眠中。苗木の手配などをしながら、今シーズンの計画をじっくり練ります。
2月 剪定   作業開始。ぶどう作りは剪定作業から始まります。昨年伸びた枝を切除し樹形を整えます。
3月 水揚げ 粗皮削り   発芽水 粗皮削り
【左】剪定した枝の切り口から水がこぼれ出しています。異常事態!?と思いきや、実は目覚めの合図。樹が土中の水分を吸い上げはじめているんですね。生命の神秘を感じます。
【右】粗皮削りの様子。水圧で樹の皮を剥いでいます。樹と皮の間には病原菌や害虫が越冬しているので、繁殖を始める前にこうして丁寧に取り除いてあげます。
4月 萌芽 草刈り   萌芽萌芽の様子。一斉に芽吹き始めます。
展葉     展葉展葉の様子。春の息吹を感じますね。
5月 芽かき・
新梢誘引
  新梢誘引誘引の様子。新梢が折れないように慎重に行います。このころになると花穂(房の原型)が現れてきます。
新梢が込みすぎている箇所は早めに芽かきを行い、残した芽にエネルギーを集中させます。
開花 房作り 殺菌・
殺虫剤
開花開花の様子。直径3ミリ程度の小さな花が咲きます。花びらがないため、ぜんぜん花っぽくありません。花が咲き始めたら房づくり開始です。
房作り前 房作り後
房作りのbefor→after。品種にもよりますが、種なし巨峰・ピオーネの場合、20cm以上ある房を先端の3〜4cm程度にまで切り詰めていきます。もったいないようですが、欲張って残しぎると十分に熟した大粒の房になりません。房上部にある2つの切り残しは、ジベ処理のやり残しをなくすためのマークとして使用します。処理するたびにマークを切り落としていきます。
満開 ジベ処理1   一回目のジベ処理1回目のジベレリン処理の様子。処理と同時にマークを1つ取ります。ジベレリンとはイネの馬鹿苗病菌の培養液からつくられる植物ホルモン剤です。ぶどうに対しては、着粒の安定化、種なし化、肥大化などの効果を発揮します。巨峰・ピオーネの場合、この処理を2回行うことになります。1回目は花の満開時に種なし化を目的として行います。
6月 花ぶるい 誘引・摘心 殺菌・
殺虫剤
6月の畑誘引後の様子。葉が重なり合わないように枝を誘引していきます。徒長的な枝は先端を切り落として勢いを止めます。
小豆大 ジベ処理2   2回目のジベ処理 粒 小豆大
【左】2回目のジベレリン処理の様子。2回目は粒の肥大化を目的として行います。
【右】2回目ジべの適期。粒が小豆大。
肥大 傘かけ ボルドー液
(葉面散布)
笠かけ傘かけ後の房です。病原菌は雨によって繁殖するので、大切な房が濡れないよう出来るだけ早く傘かけをかけてあげます。
ボルドー液 葉面散布 草刈
【左】ボルドー液散布の様子。液が房にかからないよう、上半身を棚上に出して葉面散布します。暑さとの戦いです。
【右】草刈の様子。
滴粒   滴粒前 滴粒後
滴粒のbefor→afterです。形や向きの悪い粒、成長の遅い小粒などをハサミで抜き取り房の形を整えます。最終的には巨峰で一房36粒、ピオーネで30粒くらいにします。ぶどう作りで最も労力のかかる作業です。
粒 肥大肥大した粒。2回目のジベ処理後は急速に粒が肥大します。一週間もすると粒同士が密着しハサミが入らなくなります。そうなる前に摘粒を終えなければならないので、この時期の作業は待ったなしで進行します。
袋かけ   袋がけ袋がけ後の房です。滴粒が終わったら病原菌や害虫から房を守るため外界からシャットアウト。
7月 色付き   ボルドー液
(葉面散布)
着色始めこの時期は粒の中の酸が糖へと変化していきます。酸の減少とともに粒が色付きだします。
8月
 
完熟 収穫   色付き 完熟ぶどう
房全体が黒紫色になったら完熟!いよいよ収穫です。
9月
養分貯蔵     収穫の終わるころ、ぶどうの樹はにわかに冬支度を始めます。厳しい冬の寒さに耐え、来年若葉を5〜6枚開かせるのに必要な養分を葉が落ちるまでに貯蔵していきます。
10月
11月 休眠 元肥   蓄えたエネルギーを温存するため、ぶどうの樹は眠りにつきます。来年の豊作を祈りつつ・・・おやすみなさ〜い(_^_)zzZ
12月 棚整備
■年間スケジュール
ぶどう栽培の年間スケジュール

拡大表示

ページトップへ