私たちが大切に育てたお米をお届けいたします。
2014年から自然栽培でお米作りを始めました。それまで田んぼに入ったこともなく、全てが初めての経験でした。苗づくりから始まり、田植えが終わったら、後はひたすら草取りです。こんなにお米作りは大変なのかと改めて思いました。とはいえ今は機械がありますし、やはりすべてが手作業だった昔の人はスゴイです。
自然栽培とは・・・農薬・除草剤・肥料を一切使用せず、自然の循環の中で、植物本来の力だけで育てる栽培法です。お客様の健康や自然を守るだけでなく、厳しい環境を生き抜いた作物は生命力にあふれ滋味豊かで本物の味が楽しめます。
安全なお米や野菜、果物づくりには周囲の環境がとても大切です。
山梨県の西端・八ヶ岳南麓にあるゆいまる農園の田んぼは、標高800mに位置し、
湧き水が豊富で、富士山や南アルプスが一望できる自然豊かな所です。
この豊かな自然を守るためにも、自然栽培へ取り組む方が増えたらいいなと思っています。
田んぼにはホタルが飛び交い、サギが舞い降りて羽を休めています。
毎年、6月には蛍が飛び、田んぼにはホウネンエビ(豊年蝦)やおたまじゃくし、ヤゴなど水生昆虫がちょこちょこと泳ぎ回っています。カエルもゲコゲコととても賑やかで、いろいろな虫たちに出会えることが夏の楽しみです。今年もオニヤンマを見ました!
明治30年から脈々と受け継がれている在来種の一つです。亀の尾が出始めた明治30年代当時は、少量の肥料でもよく育つ亀の尾が時代のニーズにマッチし、広く作られるようになります。しかし、多肥料栽培の時代になると、その時代に適したお米に徐々に変わっていきました。全盛期に比べ亀の尾の栽培面積は減ったものの、その後も根強い人気があり、ずっと作り続けられ、守られてきました。
現在、亀の尾を栽培している方は少なく、主に酒米として栽培されています。
(漫画『夏子の酒』の中でも、幻の米のモデルとして有名になりました。)
亀の尾は、コシヒカリやササニシキなどの祖先にあたるお米です。コシヒカリやササニシキの食味の良さは、亀ノ尾から引き継いでいると考えられています。
肥料を必要としない亀の尾は自然栽培向きのお米であると考えています。また、在来種を守っていきたいという思いもあり、育てています。
自然栽培米が実るまで、いろいろな工程があります。こうして、手間暇かけて、自然栽培米は作らています。
春、お米作りの始まりです。荒起こし(田んぼを耕運する)をして、田植えの準備。
苗作りのための育苗土作りをします。米ぬか、田んぼの土を細かく砕いたモノ、もみ殻燻炭を混ぜ、発酵させて作ります。(2月の大雪で埋もれてしまった育苗土。ちゃんと発酵してました。)もみ殻燻炭も手作り。
種籾を水につけ芽だしをしてから、トレイに播種します。
30℃ぐらいに温度をたもち、苗を育てます。順調に苗が育ちました。いよいよ田植えです。
田植え機で植えられなかったところは、手植えをします。草取り同様、手作業なので大変です。
チェーン除草。チェーンを引っ張りながら、田んぼの中を歩くと、雑草が浮いてきます。これを何度も繰り返します。チェーン除草で採りきれなかった草は手で抜き取ります。
開花。水をとめ、収穫を待つばかり。
無事、収穫を迎えました。収獲した稲は天日干しにするため、一つずつ牛にかけていきます。(はざ掛け)
このまま2週間ほど乾燥させて完成!!やっと食べられます。早く食べたいな~。
お米の袋に入れた後、段ボールに入れて発送いたします。お歳暮などの熨斗は、内熨斗でお付けいたします。
ショッピングカート内で熨斗が選択できます。
送料は商品の重さで決まります。送料一覧をご確認ください。
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20kgまで一箱で発送できます。20kgよりも多く注文された場合は、2箱以上に分けて発送いたします。それぞれ送料がかかります。ショッピングカートでは正しく送料の計算ができませんので、別途正しい送料をご連絡いたします。